行って来ました、北海道!

2000年夏に北海道に行ってまいりました。

北海道は・・・でかかった。

経費削減とウサギとハムを連れて行く為、車で行ったのだ。

去年私は結婚したのですが、結婚式をやらずに近くの親戚を集めてお披露目会だけはやったのです が、私の親戚はほとんどが北海道ということもあり呼びませんでしたので、新婚旅行と親戚に嫁さん のお披露目を兼ねて行って来ました。

行く前に一番困った事は動物達についてでした。なんせ6匹もいたので、預けるにしろ、連れて行くに しろ大変です。最近はペット同伴のホテルもありますが、なにせこの大家族で車はコンパクトカー。 ノアの箱舟になってしまう。それに苫小牧のおじさんの家をベースとして動くつもりだったので、やたら と動物を連れて行く訳には行かない。と、言うわけで厳選(?)する事になりました。

まず、トラ(猫)。文句なしにペットホテルに預けて行く事にしました。箱入り娘なので、旅の途中外で 気軽にトイレを済ませてくれなさそうだし、一番ストレスがたまるであろうしね。それに親戚とはいえ、 よそ様の家の畳とかを阻喪されても大変困るし。

次に、ハナと小梅(犬)。始めハナは留守番(車酔いする)、小梅は連れて行こうと思ったのですが、 我が家の前の家の方も犬を飼っていて、いいお付き合いをさせていただいているので、2匹とも 預かっていただく事にしました。

トドちゃん(うさぎ)とチビデブ(ハム×2)は思案の末、連れて行く事にしました。トドは茨城に、チビ デブは軽井沢まで行っているので多少はドライブに慣れているし、3匹ともケージの中で飼っているの で、阻喪の心配とかもなく、場所もそんなにとらないので。

なぜ車で行ったか?経費削減の為。我が家はちょっと田舎にある為、まず羽田空港まで3時間くらい かかります。それから飛行機に乗るまで待って、そして飛行機に1時間くらい乗って、札幌までバスに 乗らなくてはなりません。それから1週間むこうであちこち行く予定だったためレンタカーも借りなくて はいけません。

その上動物も連れていけない為、ペットホテル代も倍以上かかります。その上私は 飛行機が大嫌いである。大洗(茨城) から苫小牧までフェリーというのも考えましたが、丸一日かかる ので札幌まで車で行った方が早いですし、私、船も嫌いなんです。 地に足がついてないのは嫌なの です。それに自分の車で行ったほうがいいしね。おかげでトータルで2,156kmも走って しまいました。

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「行きに乗ったフェリー」

では、まず苫小牧までのルートです。まず東北道の加須インターから青森インターまで約6時間かかり ました。その日はあいにく台風が来ていたので、ほとんど飛ばせませんでした。なんせ100キロくらいで走っているのに 車が横滑りするのです。幸い助手席の方は眠っていたので、恐怖を感じることがなかったでしょう。夜中で空いていたのと、 多少の食料も積んであったので、途中トイレ休憩とガソリンを入れる為、2回とまっただけでほとんどノンストップで行きました。

青森インターから港までは約30 分でした。 さて、港に着いて(夜中の12時半頃)チケットを買いに行ったところ、 台風の為フェリーが運休していたのですが、私達が港についた時ちょうど再開しました。ラッキーでした。航行時間はすべての 待ち時間を合わせたら6時間くらいでしたが、私は朝から一睡もしてなかったので、ビールをかっく らって大の字になって寝てしまいました。4時間くらいは寝れたでしょう。

そして翌朝北海道の一番南 函館に着きました。まずは一路苫小牧まで。函館から苫小牧までは約600キロくらいではないで しょうか。私の勤めている会社には北海道出身の方が1名、奥様が北海道出身の方が1名おり、 おいしい食べ物のお店を紹介してもらいました。まず最初に食べたのは大沼公園駅駅前の「沼の家」 の団子です。みたらし団子と練りごまの団子のセットを買いました。団子といっても小指の先大の 小さいものですが、とてもおいしかったです。

次に森駅の駅弁の「いかめし」。これは絶品でした。 最初、私はいかめしとはイカの丸焼きのなかにご飯が入っているのを 想像していたので、「なんだ、こんなに小さいんだったら、あと3個くらい買わないといけないじゃないか」と思ったのですが、 なんとなんと小さいのに食べたらお腹いっぱいになりました。本当にお勧めの一品です。

それからノン ストップで一路苫小牧へ。北海道はみんなスピードを出すとは聞いてましたが、本当に凄いです。 一般道を80キロくらいで走ってると、みんな追い越して行きます。途中みんな120キロくらいだして いるので、高速道路に入ってしまったかと思ったら、そこも一般道でした。

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「大沼公園駅の団子屋」
「森駅のイカ飯」

無事、苫小牧に着き、3年ぶりくらいにおじさん、おばさんに会いました。嫁さんが熊牧場に 行きたいとの事でしたので、おじさんが運転する車で登別にある熊牧場に行き、温泉に入って 疲れをとってきました。その後すぐに苫小牧まで戻り、親戚一同で歓迎会を開いてもらいました。 その中には20年以上ぶりに会う従兄弟や奥さん、旦那さん(従姉弟の)、子供達もいましたが、 和気藹々としました。長いドライブで疲れてたのと、酒を1升半くらい飲んだので途中でドロップアウト して先に寝ちゃいました。

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「おじさん、おばさんとお店」
「支笏湖をバックに」

昼くらいまで熟睡し、所用があったので札幌に行きました。札幌はススキノに行ったことがないので わかりませんが、よくある地方都市なので何もおもしろい事はないので、所用がすみ次第、支笏湖へと 向かいました。支笏湖では何をするわけでもなく、ぼーっと湖を眺めていました。その後苫小牧にもどり また呑みました。おばさんは「三門喜(サンモンキー)」という呑み屋をやっており、とてもつまみが おいしかったので、ついつい呑んでしまいました。

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「おじさんとタオルを頭に巻いて団扇をさして」

さて、次の日は奈井江に祖父、祖母を訪ねました。母親の実家があるところです。爺ちゃん、婆ちゃん、 おばさん達が バーベキューを用意して待っていてくれました。肉、魚、野菜をたらふく食べ、ビールをほんの 2〜3リットルくらい呑みました。 爺ちゃんとは24年振り、婆ちゃんとは20年振りくらいに会いました。2人とも、 少なくともひ孫を見せに行くときまでは 元気でいて欲しいと思いました。その日は富良野に宿をとってあったので、 後ろ髪を引かれる思いで、富良野に向かいました。

富良野ではペットOKのペンションに泊まりました。 ペンションは部屋は禁煙で、狭く、料理もまずくもうまくもなかったのですが、 景色は最高でした。あとオーナーたちは親切でいい人達でした。翌日は有名なラベンダー畑に行きました。あいにくの雨でしたが、 とてもきれいでした。その日はいったん苫小牧に戻り、また呑みました。

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「ラベンダー畑にて」

今日は小樽に行きます。小樽は港があるので魚介類がおいしく、観光地なのでお土産屋がたくさんあります。 私は3年前、前の会社の社員旅行で行っていたので、地理感もあり、大体のお店はのぞいた事があった のですが、嫁さんはオルゴール博物館廻りがしたいと言ってたので、てくてく歩き回りました。 小樽はまたガラス細工でも有名なのですが、ガラス細工屋を見てたら、とても1日では回りきれません。 一度、ホテルにチェックインしに行って、夜また小樽に戻ってきました(ホテルが小樽から車で30分くらいの ところにある)。夜はひさびさの大贅沢をしました。ほとんど金に糸目をつけず、特上寿司、刺身、と食べて しまいました。たまの旅行だし、新婚旅行も兼ねてるしね。

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「小樽のオルゴール博物館」
「裕次郎のボート」

翌日は、兄の頼みで、また小樽に戻り、「石原裕次郎記念館」にお土産を買いに行きました。 西部警察のファンでしたが、 特に裕次郎が好きだったわけでなく、西部警察の特集もやってなかったので、 中は見学せずに、お土産だけ買ってきました。 その後は小樽の駅ビルで、お土産を物色しました。 さすが観光地だけあって、いろいろなお土産がありました(お土産買って こなかった人ごめんね)。私は待望の 「熊出没注意」グッズを買いあさりました。私の知る限り、このグッズは北海道でしか 売っていない。 マグカップやら携帯ストラップ、マウスパッド等を買いました。その後、苫小牧に戻りまた呑みました。

さて今日は家に帰る日です。予定では函館まで戻り、フェリーで青森まで行き、青森から走って帰るのだったのですが、青森から 走るのはかまわないのですが、函館まで戻るのが面倒くさかったので、苫小牧から仙台までのフェリーに乗って帰る事にしました。 仙台までは約12時間くらいですが、函館まで行き、フェリーに乗って青森港まで行き、青森から仙台まで行くのと時間的には、 ほとんど変わないでしょう。

フェリーは始めは二等で雑魚寝だったのですが、ギャアギャア話ながら酒盛りをしている輩が いたので、最後に奮発して特等個室を とってしまいました。と、言うのは一等が空いてなく、特等しか なかったのです。さすがに特等は良かったっすよ〜。風呂もトイレも 冷蔵庫もテレビもビデオもあり ました。中もそこそこ広かったし。とりあえずビールとつまみを買って、ビデオを借りてゆっくり リラックス しました。翌朝起きると仙台に着いていました。

仙台港から仙台インターまでは1時間くらいかかりましたが、 仙台ICから加須ICまでは3時間くらいでつきました。 そして無事我が家へ。いやはや楽しかったのですが、大変疲れました。が、また来年か再来年にでも行きたいと思います。


※爺ちゃんは亡くなってしまいまいた。婆ちゃんには爺ちゃんの分まで長生きして欲しいです。





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